まるび が愛用、所蔵している文房具(筆記具)のぺージです。

私は字を書く機会があまりありません。
そしてとても字が下手です。 でもなぜか好きなのです。

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万年筆についての基礎知識。

インクについての基礎知識。


万年筆

大半が鉄ペン(俗に言う安ペン)ですが紹介します。
因みに写真中のロディアはNo.14です。

モノ

コメント

モンブラン  ノブレス(EF?)

私が最初に買った(1970年台後半)万年筆。
外観はかなり錆びており、天冠の雪のマークも黄色に近いアイボリーになってしまいました。
線幅は細く(国産のFと同等)、筆記感はカリカリ寸前のサリサリです。

モンブラン  マイスターシュテュック 145(EF)

クラシックのボルドー軸。 正確には「オマージュ・ア・フレデリック・ショパン」。
カートリッジ、コンバーター両用タイプ。 長期の出張や旅行に吸入式は不便と思いコイツを購入。
ニブは小さいけど柔らかめで、軸はライバルのペリカンM400よりもやや細身。

モンブラン  マイスターシュテュック 146(M)

ル・グランのボルドー軸。 私が最も多く使っている万年筆がこれ。
バランス、質感、インクフロー、ヌルッとした筆記感、どれも素晴らしい。
完成度の高さは流石モンブランですね。

モンブラン  マイスターシュテュック 149(F)

シリーズ最大にして最も高価なモデルであります。 ぶっとい軸にでっかいニブで存在感は抜群。
かなり大型ですが、そこはモンブラン、使い易いです。
黒軸のペンは好みではないので他の色が出るまで買い控えてきましたが、値上げ乱発に負けてしまい購入。

セーラー  プロフェッショナルギア スリム ミニ(F)

プロフェッショナルギアのスリムミニ、某ショップのオリジナルカラー(オレンジ)です。
携行時の長さが105mmと短いのでキャップをお尻にねじ込んで使用します。
そしてコンバータは使えません。カートリッジ専用です。
売り切れました。

セーラー  プロフェッショナルギア スリム(F)

某ショップのオリジナルカラーです。
ニブはパラジウム・メッキされているせいかやや硬めの印象。
知人にプレゼントしてしまったのでもう手元にはありませんが、良い万年筆でした。

セーラー  プロフェッショナルギア(MF)

これも某ショップ、オリジナルカラーのプロギア。
やや太めの軸は綺麗なアイボリー。
21Kのニブは適度な弾力があり、フローも良好。

セーラー  ギルサンズ

面白万年筆です。
使用には適さない形状なので死蔵していたのですが、欲しがっていた人が居たので進呈しました。
するとお礼に後述のプラチナ・グラマーを譲ってくれましたので結果、物々交換という形になりました。

ペリカン  ペリカーノ(F)

ペリカンの子供用万年筆。
同じく子供用の”ジュニア”より細めの軸でニブの表記はF。
金属キャップでクリップも装備されてちょっと豪華です。
売り切れました。

ペリカン  M205 デモンストレーター(B)と(M)

昔のペリスケの再販です。
スーベレーンM400と全く同じ大きさなので購入するつもりは無かったのですが安かったので衝動買い。
硬めのペン先ですが、そこは流石にペリカン、非常に良好な書き味です。
Bニブ、Mニブ共に売り切れました。

ペリカン  #400NN 復刻版(F)

ペリカン #400NNの復刻版、M&K社製1973年モノのビンテージ。
ニブの刻印は14C−585、ペン芯はエボナイト。
胴軸はM400よりも僅かに細く、全長は長め。 写真では黒に見えますが、濃い緑と黒の縞軸です。
(未使用)
売り切れました。

ペリカン  スーベレーン M400(F)

色が綺麗だったので衝動買いしてしまいました。
小型ですが、バランスが良くてとても書き易い、ペリカンにしてはやや硬めのニブで軽快に書けます。

ペリカン  スーベレーン M605(M)

ドイツのデパートで見つけた日本未発売のダークブルー。
M400が大きくなったものであって、決してM800の小さい版ではありません。
良く言えば手頃、悪く言えば中途半端なサイズ。

ペリカン  スーベレーン M805(M)

M800のシルバー・トリム版ダークブルー。
この色のモデルはインク窓が大きくて残量が見やすい。
ライバルのモンブラン146よりも胴軸がやや太く、ニブは柔らかめです。
大きさ、重さのバランスが良好。

ペリカン  スーベレーン M800(EF)

M800の特別生産品、ブルー・オ・ブルー。
素晴らしく綺麗な軸色です。
インク窓はありませんが、軸色がやや透けており残量の確認はできます。
売り切れました。

ペリカン  スーベレーン M1000(B)

ペリカンのスーベレーン・シリーズ最大モデル。
ライバルのモンブラン149とは全く性質の異なる、独特のバランスと筆記感。
軸径は149より僅かに細く、柔らかいニブに潤沢なインクフローでヌメッとした筆記感。

ラミー  サファリ(M)(F)

比較的安価で気楽に使える人気機種。
硬くて有名なペン先ですがスムースに書けます。
写真、上からM,Fですが、全般に太めですね。
オレンジは売り切れました。

ラミー  abc(A)

子供用万年筆。
ロットリングのプライマスのライバル。
子供用と侮れない筆記感。

無印良品  アルミ丸軸万年筆(F)

独S社製との噂のニブ・ユニットは硬めながらマズマズの筆記感。
軸は細身でアルミニウムの質感が独特です。
インクカートリッジは欧州規格、ロングタイプ・カートリッジも欧州規格のコンバータも使えます。

シェーファー  プレリュード(F)

金属製のボディーはやや重めでシェーファー特有の硬いニブ。
グリップ部は樹脂製でスクール・ペンのように指の当たる部分に平らな窪みがあります。

シェーファー  スクールペン(M)

安ペンとしては珍しくFとMの2種類のニブがあり、Mニブを2本衝動買いデス。
インクフローがとても良いです(キャップの中で漏れるほど)。
ニブはガラスペン並の硬さです。
赤、緑共に売り切れました。

シェーファー  ノンナンセンス(M)

またもや安ペンを衝動買い。
早速調べてみると「ノンナンセンス」という真面目な名前。
シンプルなデザインでスクールペンよりも長いニブですが、やはり硬いです。
売り切れました。

パーカー デュオフォールド インターナショナル(F)

ペリカンのM600とほぼ同じ大きさ。
ニブは18金でセンテニアルより小型ですが少し柔らかく感じます。
安定のインクフローは流石パーカー。
YOUTUBE

パーカー デュオフォールド センテニアル ラピスラズリ(M)

ペリカンのM800とほぼ同じ大きさ。
M805ダークブルーとよく似た色ですが、僅かに紫っぽさがあります。
このサイズとしては珍しいカートリッジ式。

パーカー アーバン プレミアム(F)

お洒落なデザインで気軽に使えるエントリークラスの製品。
硬めのニブと安定して豊かなインク・フローでとても書き易い。
YOUTUBE

パーカー  61 12KGF(F)

その昔、画期的なインク吸入方式として売り出されたものの大コケした万年筆。
キャピラリーフィラーと呼ばれる、要するに内蔵されたウレタンかスポンジみたいなものにインクを染み込ませて
使用します。
トラブルを起こすと面倒らしいので未使用のまま放置です。
因みに "MADE IN U.S.A"
売り切れました。

ロットリング  フリーウェイ(M)

金属製ボディーの重いこのペン、ずっと行方不明だったので誰かに進呈したのだと思い込んでいたら、購入時の
箱のままひょっこりと出てきました。 感動の再会です。
Mニブですが、他の外国製に比べるとあまり太くなくて丁度いい具合です。
売り切れました。

ロットリング  サーフ(M)

安ペンにしては弾力のあるペン先で筆記感は良好。
公称Mニブですが、どう見てもFの太さです。
安ペンの中ではイチオシ。
黄色は売り切れました。

ロットリング  エスプリムーブ(F)

伸び縮みする万年筆で携行時の長さは115mmととてもコンパクト。
つまり携行時にはコンパクトで筆記時にはシャコッと延びる面白いギミックです。
当然ながらコンバーターやロング・サイズのカートリッジは使えません。
フリーウェイとよく似た(同じかも)ペン先なので書いた感触もよく似ています。
売り切れました。

ロットリング  プライマス(A)

グリップ部の形状が独特なロットリングの子供用万年筆。
木製のボディで、キャップをしていると野球のバットみたい。
同じく子供用のペリカーノに比べてペン先は硬く、位置(高さ)も変な感じです。
因みに、写真を見て想像は付くと思いますがキャップはお尻に装着できません。

ウォーターマン  エキスパート エッセンシャル(M)

お洒落な万年筆として有名なブランド。
小型ながらキャップと軸は金属製で少し重みがあります。
同社のニブはシェーファーと1、2を争う硬さ。
売り切れました。
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レシーフ  トラベラー(M)

比較的安価な万年筆ですが、アタリの個体だったようでペン先の滑り、インクフロー共に抜群に調子がいいです。
材質は「酢酸セルロース」とかいうのだそうで、手触りがとてもヨイですよ。
収納ケースが葉巻用のアルミ缶というのも面白い。

レシーフ  クリスタル(M)

アイドロッパー式(ペン本体に直接インクを入れる方式)の万年筆。
全体に大き目でインクがたっぷり入ります。
インク入れ替えの度に洗うのが面倒なので、私はカートリッジを使用していますが・・・・
売り切れました。

スクリブナー  製品名不明(M)

噂によると、会社はドイツ、デザインはイギリス、中国メーカーが製造ってことみたいです。
ニブ・ユニットはシュミット社のもので無印アルミ丸軸万年筆と同じようです(刻印は異なりますが)。
とても綺麗な軸が印象的。 当たり個体なのか筆記感はかなり良し。
売り切れました。
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ツイスビー ダイヤモンド 580(M)

最近OEM主体から自社ブランドを立ち上げた台湾のメーカー。
材質は透明度の高いポリカーボネート、質感、書き味共に良好。
鉄ペンとしてはやや高価ですが、メンテナンス用工具とグリスが付属しているのでヨシとします。

ツイスビー スワイプ(EF)

このペンのウリはインク容量が多いこと。(まぁ、多ければ良いというものではありませんが)
付属のカートリッジもコンバーターも通常の約2倍の容量があります。(欧州規格のカートリッジも使用可能)
その他は特に良い所は無くて値段の割に安っぽいです。 因みにサイズはラミー・サファリとほぼ同じ。
売り切れました。
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プラチナ  リビエール?(多分F)

100均で発見したプラチナの万年筆。 まるびペンコレクション最安値。
切り割りがガチガチに詰まっており全くインクが出ず筆記不能でしたが分解調整してどうにか使用可能に。
細身で軽量、とりあえず使えます。 が、ある日突然何の前触れも無くペン芯が折れました… orz

プラチナ  グラマー(M)

プラチナの面白万年筆。(携行時の長さ100mm)
セーラー・ギルサンズと物々交換で入手しました。
同社の#3776 ギャザードが高速移動によるドップラー効果で縮んだ状態です。
何故かインク・カートリッジは欧州規格のものを使用します。
YOUTUBE

プラチナ  ミュージック(ミュージック)

ミュージックと呼ぶ極太のニブを装着した万年筆。
ニブにはスリットが二本あり、ドバッとインクが出て、とても面白い字になります。
縦線が太く、横線は細く書けるカリグラファーみたいなペン。
売り切れました。

プラチナ  #3776 センチュリー(M)

センチュリーの「ブルゴーニュ」、初回製造ロット No.327/600
僅かに透けた深い赤色で、まさに赤ワイン色。
インクの乾燥を防ぐインナーキャップ機構がウリで1年間放置しても大丈夫らしい。 本当ならすごい。
インクフローはやや渋めでプラチナらしいサリサリした書き味。

プラチナ  美巧 近代蒔絵  梅に鶯 PTL−12000M(M)

初の蒔絵。
軸は細めで柔らかい18金ニブ。
潤沢なインクフローで描線は太めの個体。
売り切れました。
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プラチナ  プロシオン PNS−5000(F)

エントリー・モデルながら、軸は太めのアルミで質感良し。
スリップ・シール機構搭載で、更にインク吸入はニブの半分程度まで浸けるだけでいいらしい。
細い字幅に加えてインクフローが渋いのでインク消費量がすげー少ないです。
売り切れました。
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パイロット  エラボー(SF)

特徴は鳥のクチバシのような独特の形状を持つペン先。
この形状のおかげで軟らかく非常によくしなります。
大きくはないニブですがフワフワした筆記感が面白い。
売り切れました。

パイロット  ステンレス・ショート(細)

1967年製造の伸び縮みする万年筆。(携行時の長さ113mm)
小さなニブは柔らかくて、筆記線はかなり細いです。
フワッとした感触で極細の線がシャーっと書ける、最近の万年筆には無い感触ですね。

ヌードラーズ  おまけペン

同社の4.5オンスのインクを買うとオマケで付いてきたペン。
小型のアイドロッパー式でレシーフ・クリスタルを小さくしたようなペンです。
安っぽいオマケ・ペンですが、なかなかどうして、すごく調子が良くて書き易いです。
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ヌードラーズ  エイハブ 15064 (フレックス・ニブ)

筆圧によって線幅が大きく変化する、フレックス・ニブを搭載したモデル。
面白い字が描けますがインクの消費量がハンパないです。
ペン芯は今や珍しいエボナイト製。

ファーバーカステル  スクールペン

子供用万年筆としては異例のしなやかなペン先。
鉛筆で有名なドイツのブランドですが、まるでイタリア製のようにカラフルですね。
売り切れました。

ベヌー ブリオレット ルミナス(F)

ネタ万年筆一歩手前のデザインですが、ちゃんと使えます。
蓄光素材で怪しく光るロシアの万年筆。
ニブ・ユニットはシュミット製。
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PENBBS 494(F)

中国の新興ブランドの格安吸入式万年筆。
どこにもブランド・ロゴが描かれていないので本物かどうかは不明。
価格の割になかなか良し。(単にアタリだっただけなのかも知れませんが)
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PENBBS 469(FとM)

FとMのペン先が2つあるネタ万年筆。
ハズレ個体でしたが調整して使えるようになりました。
単なる面白万年筆ではなくて案外使えますが、人前で使うと白い目で見られるかも。
クリップが無いので転がります。
YOUTUBE

PENBBS 456(F)

昔持っていたビスコンティ以来、久しぶりのプランジャー式万年筆。
これも中華だけあってか微妙にスリットがずれた個体ですが調整無しで使えました。
ポイントが大き目なのでMくらいの線幅で筆記感はまずまず。
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金豪(ジンハオ) 500(F)

中華格安万年筆(といっても20年前の2〜3倍の価格ですが)。 ペリカンをパクったシルエット。
軸とキャップは金属製で重く、一見高級そうにも見えますがよく見ればやはり安ペン。
ハズレ個体でマトモに書けなかったためニブとペン芯を組み直し調整してから使えるようになりました。
売り切れました。
YOUTUBE

金豪(ジンハオ) X450(M)

中華格安万年筆。
金豪500のデザインをバランス型にしたペン。
当たりだったようで、少しフローは渋いものの普通に使えます。
ある日、突然ペン芯が折れたので廃棄。
YOUTUBE

金豪(ジンハオ) X750(M)

中華格安万年筆。
金豪X450のデザインを少し丸めたもの。
ニブが不良品のハズレだったのでニブを交換しました。
売り切れました。
YOUTUBE
YOUTUBE(ニブ交換)



インク

万年筆を語るなら、インクも語らねばなりません。

モノ

コメント

セーラー  極黒

漆黒。 完全な黒。
モレスキンにも全く裏抜けせず、耐水性も抜群。
どんな紙に書いても、見事に黒です。 顔料インクなので当然かな。
国産インクとしては高価なのが難点。

セーラー  ジェントル グレー

ちょっと濃い目の灰色。
鉛筆の色を目指したようですね。
細いペンで書くとシャープペンシルのような感じになります。
これ、意外と耐水性が良いですョ。

セーラー  ジェントル ブルーブラック

とても暗い濃いブルーブラック。
はっきりとした色で、耐光性、耐水性も優れているので保存にも適していると思います。

セーラー  ジェントル グリーン

明るい緑。
春の新緑のような明るい鮮やかな色です。
爽やかな緑 と言えばいいかな?

セーラー  ジェントル ブラウン

茶色。
というよりは、土色と言った方が近いかも。
静かな色です。

セーラー  ジェントル レッドブラウン

赤の強い茶色。
薄い部分はボルドーのように見えるので、線の濃淡でボルドーとブラウンの両方が出るような感じ。

セーラー  ジェントル イエローオレンジ

明るい黄色。
色がとても明るく薄いので、文字よりもラインマーカーとして使うのがいいかもしれません。
それともミキシング用かな?
耐水性は皆無なので、借用書を書くには最適?です。

セーラー ジェントルインク総評。

長所
 ☆値段が安い。 同じ50mlのモンブランの半値以下。
 ☆どの色もフローが良い。
 ☆ミキシングできる。つまり無限に色を作ることが出来る。

短所
 ★ボトルの形が浅い。直接吸入するには不便。
  (但し、ユーザーからのアンケートで、机の引き出しに入る高さにしたのだそうです。)

モンブラン  セピア

いわゆる茶色。
落ち着いた色調でお気に入りです。
セーラーのブラウンとレッドブラウンの中間のような色です。
耐水性もまずまず。

モンブラン  レーシンググリーン

かなり暗い緑。
黒っぽい緑? 緑っぽい黒? 表現が難しい。
用紙によっては、ほとんど黒に見えます。
良く言えば、渋い色。悪く言えば、中途半端な色。ブルーブラックならぬグリーンブラックですね。
これも、そこそこ耐水性があります。

モンブラン  ロイヤルブルー

僅かに赤みのある鮮やかな青。
定番のブルーインクです。

モンブラン  バイオレット

名前はバイオレットですが、かなり濃い暗い色相で、紫というよりはアズキ色という感じですね。
紫系の中ではかなり黒っぽく見えます。
モンブランってシブイ色のインクを出しますね。

モンブラン  ターコイズ

明るいターコイズ。
他社のターコイズとはちょっと違う奇麗な色。
水色に近いかな?

モンブラン  トフィー・ブラウン

2010年、新型になってボトルの形状が変わり、量が増えました。
しかし、カラーはよくわからない表現のネーミングに。
以前からあったセピアより僅かに赤みが減って茶色が強くなったような気がします。

パイロット  ブルー

赤みの無い薄めのあっさりした青。 青インクとしては珍しく耐水性があります。
瓶のデザインがとても良く、しかもインク残量が少なくても吸入できるよう内部に樹脂製の筒が仕込まれています。
ただ、残念なことに内部の筒が細いのでモンブラン149のニブだと大きすぎて入りませんでした。
M1000は大丈夫。

プラチナ  ブルーブラック

ちょっと暗い青って感じです。
ブルーブラックといえばグレーっぽい色のインクが多いのですが、これは書いた直後はほとんど“青”ですね。
しかも鮮やかです。
古典インクなので時間が経つとブルーブラックらしくなってきます。

ウォーターマン  フロリダブルー

とても鮮やかで綺麗な青。
インクフロー、発色ともにとても良く、イチオシのブルーです。

(注)パッケージの表記は“フロリアブルー”です。

ウォーターマン  グリーン

深い濃い緑。
セーラーが春の緑ならこちらは真夏の緑ですね。

ウォーターマン  ハバナ

茶色。
モンブランのセピアによく似ていますが、少し濃いですね。
「セピア色が使いたいが、モンブランはフローが渋い」って言う人にはこれがオススメ。

ウォーターマン  ブルーブラック

青みの強いブルーブラック。
ブルーブラックの中では独特の色で、乾くと、黒ずんだターコイズみたいな色相になります。
ブルーブラックとしては耐水性はイマイチ。
紙によっては緑っぽく見える場合があります。

ラミー  ブルーブラック

モレスキンで最も裏抜けしない青系インクです。
色は暗くてセーラーのブルーブラックに似ているようなもっと茄子色のような・・・・・
質の悪い紙でも滲みが少なくて耐水性も良好。
いわゆる古典インク(化学インク)です。

モレスキンでの裏抜け試験。→ 試験結果

ラミー  ブルー

浅い綺麗な青。
このインクも滲みが少なくて使いやすいインクです。
淡いので筆跡に濃淡がよく出ます。

ラミー  ターコイズ

爽やかなターコイズ。
特に特徴無し。

ラミー  グリーン

オーソドックスな緑。
ウォーターマンと比べると僅かに青っぽいかも。

ラミー  パープル

明るめの紫。
ところでパープルとヴァイオレットの差って何?

ラミー  レッド

朱色がかったような明るい赤。
真紅、ワインレッドといった深い赤ではなくて明るい華やかな赤です。

エルバン  サファイアブルー

ペリカンのブルーから赤み(紫)を少し減らしたような青。
エルバンらしい柔らかく目に優しいインクです。

エルバン  ナイトブルー

グレーが強く無いブルーブラックですね。
ヤンセンのヴェルディをやや青くしたような色合い。
やはり柔らかであり且つ落ち着いた色です。 エルバンは本当に上品ですなー。

エルバン  ブルーアズール

淡い水色というか空色。
綺麗な色ですが、とても薄いのでフローの良い太目のペンでないと弱いですね。
しかしながら他社にない捨てがたいインクです。

エルバン  ヴィオレパンセ

紫というよりは、すみれ色。 ヴァイオレットというよりもラヴェンダーの方が適切かな。
薄くもなく濃くもないバランスが絶妙。
普段書きに最もよく使っています。
目に優しく、本当に綺麗な色ですよ。

エルバン  オリ−ブグリーン

言うなれば“抹茶グリーン”。
ロットリング・サーフのパステルグリーンのボディカラーとそっくりのおとなしい静かな感じの色です。
薄めの色なのでフローの良い太目のペンが良いでしょう。
これラインマーカーに使うとイイ感じです。

エルバン  インディアンオレンジ

地味なオレンジ色。
少し古くなったみかんの皮って感じかな?
用紙によっては明るい茶色にも見えます。
”落ち着いたオレンジ”或いは ”柿色”ってとこでしょうか。

エルバン  ディープブルー

深海をイメージした色だそうです。
確かに暗い深い色合いです。
同社のナイトブルーを更に暗く濃くしたようなブルーブラック。

エルバン  エンパイアグリーン

第一印象は「お餅に生えたアオカビの古くなったやつ」かな。
彩度を抑えた灰色っぽい緑色。 同社のオリーブグリーンを薄めて少し灰色を加えたような感じ。
フローが渋いペンだとかなり薄めです。

エルバン  グレイッシュグリーン

雨ざらしの古いブロンズ像のような灰色がかった青っぽい緑。
ブルーとグリーンの中間色のようです。
ドクター・ヤンセンのアンデルセンを薄めたような色。

エルバン  ムーンシャドウ

地味なアズキ色というか、モンブランのバイオレットをやや暗めにした感じ。
なかなかシブい紫。

エルバン  アイビーグリーン

明るい鮮やかな緑。
いかにも葉っぱという色あい。

エルバン  ビルマの琥珀

確かに琥珀色。
用紙によっては赤が強いかな。

エルバン  インビジブル

エルバンのインブジブル(あぶり出し)インク。
衝動買いはしたものの、いったい何に使おうか?
ミカンの汁だと茶色の字ですが、これは青い字です。
サンプルはこちら→あぶり出し

クロス  ブルー

明るめで淡い青、赤みが少なく爽やかな感じです。
エルバンのサファイア・ブルーをやや薄めたような色。

クロス  ブルー・ブラック

未開封。


ペリカン  ロイヤル・ブルー

濃すぎず、かといって薄くもない定番の青インク。
インク・フローは良好。

ペリカン  ターコイズ

鮮やかなターコイズ。
ツバメやアピカに書くとラミーと同じような色なのですが、ロディアに書くとかなり濃い色になり、モレスキンの
場合には逆にラミーよりも薄い感じになります。

ペリカン  バイオレット

濃い(暗い)紫。
とても深い紫、葡萄色?

ペリカン  エーデルシュタイン タンザナイト

本物のタンザナイトはサファイアのように鮮やかな青色ですが、これは鮮やかさは無くて地味なブルーブラック。
青みのある暗いグレーと言ったほうが適切かも。
乾くとセーラーのブルーブラックに良く似ていますが、やや青め。

ペリカン  エーデルシュタイン ゴールデンラピス

2024年限定カラー、日本国内限定1800本。
ラメ入りなので万年筆には不可、ガラスペン等のつけペン用。
未開封です。

ペリカン  ブルーブラック

とても薄くてグレーのように見えます。
はっきりとした色が好きな人には向きませんね、インクが新鮮なうちは本当に薄いです。
でも意外に耐水性は良いです。

アウロラ  ブルー

やや紫(赤み)がかった深い青。
モンブラン ロイヤルブルーによく似ていますが、もう少し濃い色調。
インクフローはやや渋め。

ビスコンティ  ブルー

赤みの少ない鮮やかで濃い青。
瓶のデザインが秀逸! 美しくてしかも機能的。
外箱も非常にしっかりしています。
量が少なめ(40ml)で値段が高いのが残念です。

スティピュラ  グリーン

モンブラン レーシング・グリーンを薄めて黄色を加えたような色というか、エルバンのオリ−ブグリーンに 茶色を混ぜたような色と言えばいいか、少し緑がかった土色とも見える、名状しがたい珍しい色です。
茶と黄と緑を足して3で割った色?。 これを「グリーン」と称するスティピュラを賞賛したい。

パーカー  新ペンマン ブラック

非常に安定感のある瓶のデザイン。
パイロットの瓶と同じく残量が少なくても吸入できるように樹脂製の筒が内蔵されています。
モンブラン149でも吸入できるのが有難い。(パイロットのはできない)
色としては僅かに緑っぽいような気がします。

パーカー  クインク ブルー

クインクとは即乾性のインクという意味の略語だそうです。
即乾かどうかはよく分かりませんが、濃淡のよく出る明るい青です。
ペリカンのブルーとそっくり(同じかも)。

パーカー  クインク ブルーブラック

筆記直後は青いのですが乾くと少し緑っぽくなります。
ウォーターマンのブルーブラックとよく似ていますが、やや青味が強い印象。

ヤード・オ・レッド  ブルー

赤みのほとんど無い青。
少し薄いせいか明るく鮮やかで他社に無い独特な青。
とても良い色だけに量が少ない(28ml)のが残念。
インクフローも良好。

ダイアミン  インディゴ

ペリカンのタンザナイトによく似ています。
グレーの強いブルーブラック

ロットリング  ブルー

濃い青、濃紺色。
大好きなインクなのですが、ボトルの無いのが残念。

ロットリング  ウルトラマリーン

薄い紫? 青っぽいスミレ色?。
エルバンのヴィオレパンセから赤みを除いたような色。
薄い青にも見えるビミョーな色です。

ロットリング  ブラウン

濃い茶色(こげ茶色)。
モンブランのセピアを濃く暗くしたような茶色。
濃いチョコレートブラウン。

プライベートリザーブ  アボカード

落ち着いた渋くて暗い緑色。 完熟前のアボガドの皮の色です。
苔色とでも言いましょうか。
モンブランのレーシンググリーンはほとんど黒に見えますが、これはちゃんと緑色です。

プライベートリザーブ  ミッドナイトブルーズ

濃い暗い青。
青みの強いブルーブラックと言った方がいいでしょう。
一般的なブルーブラックのようなグレーっぽさがなくてほんとうに暗い青です。
ネーミング通り”真夜中”って感じ。

プライベートリザーブ  アメリカンブルー

とても個性的な青ですね。
表現が難しいのですが極僅かに緑がかっている? う〜ん、表現し難い。
ともかく濃く深く強い独特な色です。

ヌードラーズ  ベイステート・ブルー

かつて存在したパーカーのペンマン・サファイアと並び、最も美しいブルーの一つと言われている本当に綺麗な青。
はっきり言って、すっごく青いです。 明るく鮮やか、それでいて顔料インクのように濃い素晴らしい青。
同社のインクは全般に粘度が高めなのですが、これはフローが良く、滲み、裏抜けしやすいです。

ヌードラーズ  ベイステート・ブルー 4.5オンス

通常の瓶は3.0オンスですが、4.5オンス瓶ならペンが付属してきます。

ヌードラーズ  オットマン・アズール

緑がかったターコイズと言うか、ターコイズ感がある青というか表現が難しい。
ウォーターマンのブルーブラックを濃く鮮やかにしたような色かな。

ヌードラーズ  ターコイズ

一般的なターコイズとは異なり、青が強くて深い。
ターコイズっぽい青緑と言った方がいいかも。

ヌードラーズ  バーガンディ

鮮やかさを抑えた渋いワイン・レッド。
紙によっては明るいアズキ色のようにも見えます。

ヌードラーズ  ミッドナイト・ブルー

ウォーターマンのブルーブラックをもっと暗くした色。


ヌードラーズ  ファイヤーフライ

万年筆用としては唯一の蛍光イエローのインク。
写真では緑っぽいく見えますが、実際に書いて見るとちゃんと蛍光色の黄色です。
マーカー用として貴重なインクですね。
これ店頭で売っているのを見たことがないので、知人に少し分けてもらいました。

Dr.ヤンセン  アンデルセン

くすんだ青緑色。
ドイツの研究家が天然素材(ワイン?)から手作りしてイタリア製ボトルに入れて歴史上の偉人の名を冠したネーミングがウリのインク。
名前からはどんな色か全く分かりませんが、かなり微妙な色で簡単に言えば青い緑。
乾くと落ち着いた青緑色になります。

Dr.ヤンセン  ヴェルディ

濃い暗い青。
プライベートリザーブのミッドナイトブルーズを少し薄くして極々僅かにグレーっぽくなった感じ。
グレーっぽい濃紺とでもいいましょうか。
これはこれで中々良いブルーブラックではないかと。

ブルー系インクのサンプルと耐水試験

ブルー及びブルーブラックインクのカラーサンプルです。
ついでに耐水試験もやってみました。

用紙はロディア。

カラーインクの耐水テスト

黒やブルーブラックの耐水テストはよく見ますが、カラーインクの耐水テストって少ないのでは?
と思って敢行してみました。
用紙はツバメ中性フールス紙。
記入後、約一週間定着させた後、水洗しました。

カラーインクの耐水テスト その2

カラーインクの耐水テストその2です。
定着時間を長くして実験してみました。
用紙はロディアで、数ヶ月定着です。



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コメント

エルバン  ガラスペン

エルバンのガラスペンです。
ガラスペンは書く感触がとても硬くて最初はかなり違和感があります。
でも、インクを付ける量や筆記角度で線の太さや濃さに変化があって面白いですね。
ツボにはまるとクセになりますよ。

セーラー  ガラスペン

これはセーラーのガラスペン。
軽くて書きやすいですよ。
ただ、インク溝が螺旋ではなくて直線のせいなのか、インクの持ちがチト少ないような気がします。
ガラスペンもメーカーで書き味が違うのが面白いですね。
写真では分かり難いのですが軸は中空で淡い黄色です。

ウルトラマンとカネゴンのペーパークリップ

100均で見つけました。

エルバン  ブロッター

小型のブロッター(余分なインクを吸い取るもの)です。

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